講師かなざわが指の病気を治したいと思って始めたフェルデンクライス・メソッド。30代半ば過ぎで始めた頃には全くできなかった『ヘッドスタンディング』の動きが40代に突入後の今、できるようになりました〜。
画像は、天才バイオリニストメニューインさんがフェルデンクライスのヘッドスタンディングを披露しているもの。
フェルデンクライスメソッドにはいろいろな動きがあり、生徒さんにもレッスン中に取り入れたりしているおもしろい動きが『ヘッドスタンディング』です。
30代半ばでこの動きをやったとき、「こんなことできるわけない!」と思った私ですが、ふと最近やると、簡単にできるようになっていることに気づきました。
私はフェルデンクライス・メソッドを毎日30分くらいやっていますが、この動きを練習していたわけではありません。
体の使い方をよくする楽で快適な動きをただ追求していただけです。
頭に体をのせ、背骨に骨盤がのっている感覚をこのようにつかむことができると、ピアノ演奏での座り姿勢がより自由になります。
見ておわかりのように、私は腕に筋肉はあまりついていません。
筋肉の力ではないということです。
そしてこの動きは、時間をかければ誰でもできるようになる動きです。
その証拠に不器用障害の自閉8歳の息子も下の動画のように。
継続は大きな力となりますが、これを成すために『がんばること』は全く必要ではありませんでした。
逆に「楽で快適な動き」だから多くの場合、年齢を感じてくるこの年頃のわたしでさえ、脳の神経回路を発達させ学習することができたのです。
この学び方はピアノ演奏でも学校のお勉強でも同じです。
「無理をしたり、がんばったり」することでは脳の神経回路をうまく増やすことはできず、むしろ学習能力は低下します。
こうした主観的な体験があるから、指導できます。
本で書いてあるから、習ったからそれを教えるのではありません。
実際に自分自身で感じているから説得力を持って伝えることができるのです。
年齢を重ねても、神経回路を発達させ学習することはできます。
「継続」と「楽で快適なこと」
これが鍵です。
【生徒さん募集&現在の空き状況】
以下、2019年8月現在の状況です。
- 生徒さんの募集を継続しています。レッスン枠が残りわずかとなっております。お早めにご利用くださいませ。
- 募集しているコースは以下となります。『リトミック』『子供のレッスン』『大人のレッスン』『発達障がいその他の障がいをもつお子さまのレッスン』。
- 『子供のレッスン』『発達障がいその他の障がいのお子さまのレッスン』:今年度の募集を終了しました。空きが出ましたらお知らせいたします。
- 『大人のレッスン』『身体の調律コース』『面談セッション』:午前中または午後の早い時間帯にいらっしゃることができるようでしたら、お受けできる枠があります。(単発のレッスンのみとなります)
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