夏休みのレッスンの様子と自閉息子【8歳】の生活

夏休みも折り返し地点にきましたね〜。

親御さんはお子さんとの時間が増え、カオス状態の方もいらっしゃると思います。お疲れさまです!夏休みの生徒さんのレッスンや自閉8歳息子の生活の様子などを書きます。

目立つ写真を撮らせてくれたのは、幼稚園の先生をしている生徒さん。

当教室には高校3年のときからきてくれています。

幼稚園は、夏休みにまとめてお休みがあるらしく、今までやってみたかったこの髪色にチャレンジしてみたそうです。

もちろん幼稚園が始まったら元に戻すそうですが、ここまでやるのはある意味尊敬する。。。

レッスンは8割が恋愛相談、1割が仕事の相談(ぐち)、残り1割がピアノです笑


どちらのレッスンなのかわからない姉妹、レッスン当事者はお姉ちゃん(手前小学2年)です。


11月の発表会のために連弾の練習をしている小2と小5の姉妹の生徒さん。

WANIMAの『やってみよう』です。

演奏者が楽しんで弾いているかどうかって、聞き手にも伝わりますね。

演奏の質とかとやかく言う前に、とても楽しい気分になると思いませんか?


ダンスが大好きな小学2年の生徒さん。

中田喜直作曲の土人の踊りを練習中です。

腕が交差する演奏は、多くの生徒さんが苦しさを覚えてひきにくそうにするのですが、こちらの生徒さんは体の使い方が非常に上手なため、簡単にこなしてしまいました。

ピアノ演奏は、体全体の動作が必要です。


ピアノを長くやった方ならおそらく弾いたことがあるであろうブルグミュラー作曲の『貴婦人の乗馬』。

小学3年の生徒さん、芯のある美しい音で弾いています。


メンデルスゾーン作曲、無言歌集より『狩りの歌』を練習中の小5の生徒さん。

彼女は、大人の男性顔負けの大きな音を楽に出すことができます。


ここからは、講師かなざわの自閉8歳の息子の生活について。

地道に積み重ねて教えていたフェルデンクライス・メソッドの『ヘッドスタンディング』がついにできるように。

胸が柔らかく、背骨は柔らかくて同時に強く、そして腕の骨格のイメージがはっきりしていないと難しいこのポーズ、不器用障がいも併せ持つ息子ができたのは非常に興味深いことです。


11月に行われる発表会で演奏するため連弾を練習中の息子。

超初心者父との『パフ』です。

自閉圏の子どもが「合わせる」ということに非常に苦手さを持っていることが多い中、こうして息子が自分より心もとない演奏の父に合わせることができるようになってきていることは、大きな成長です。


少し前に戻りますが、この前の期末テストのテスト結果。

息子は知的障がいの診断がありますが、学力は高いです。

 

私がこのように、自閉の息子の成長の様子をなるべくブロクで書くようにしているのは、発達障がいと診断されることに『怖さ』をもってほしくないから。

 

人は、環境で作られます。変わります。

 

発達障がいは、固定されたものではなく、「従来の一般的な教育法ではうまくいかないから工夫して育てようね」というメッセージと捉えてもらえたらと思います。

 

今まで私の学んできた、子供の発達、人間の脳、身体について、発達に気になることがある親御さん向けに子育て相談と、子どもに有効な手わざを教える『面談セッション』なるものを行っています。

専用ページを作成していないのですが、ご興味があればお問い合わせください。

お子さんは親御さんが変わることで必ず変化します。


【生徒さん募集&レッスン空き状況】

以下、2019年8月現在の状況です。

 

【館林教室】担当講師-松本りか

【行田教室】担当講師-金沢紗智

料金はこちら

指導にあたって

当時、講師かなざわの1歳の息子がピアノで楽しそうに遊ぶ姿に感激しました。これは、その当時のかなざわにとってピアノは『楽しい』ものではなくなっていたからです。

 

人は本来、ピアノが楽しくないとか苦手だとは思いません。しかし、ピアノが苦手で楽しくないと感じ、結局は諦めてしまう人は多いのが現実です。それを変えたいという思いが、ピアノ教室を立ち上げる原点となりました。

 

お子様にピアノを習わせたい親御さんや、自分自身がピアノを学びたいと思っている大人の方々は、レッスンに何を期待されていますか?

私がピアノを習っていた当時は「上手い」ことが全てでした。

それは音大に入っても変わりませんでした。

 

しかし社会に出て「上手い」人に価値があるというわけではない、ということがわかりました。

それはとてもショッキングなことでした。

そこにたどり着けば上手くいくものだと思って努力していたからです。

これは勉強,就職に対する考え方と同じだと思います。

 

『上手い』演奏は目指しません。

ピアノレッスンそして練習というプロセスを通して『質の良い学び方』を学びます。

「結果」は、『学んだ』後に勝手についてきます。

練習、学びの質が良ければ自然と「上手い」演奏になるかもしれません。

 

 私が準備できるのは、まずは何度でも間違えられる、どのような弾き方でも批判を受けない、つまり「安全だ」と感じる環境を作り生徒さんが本来の力を出せるようお手伝いをすることです。

音楽は非常に歴史が深く人間の叡智が宿っています。

それを演奏する楽しさというのは格別です。

しかし、やり方を誤ると体を傷つけます。

 

私自身が、小学校高学年の頃から体の痛みに苦しめられることになりました。

30代を過ぎてからは治療法の確立されていないフォーカルジストニアという脳神経の難病を発症しています。

痛みや病気の発生はその取り組み方にありました。

 

努力や根性、厳しい訓練がもたらす弊害を、ジストニアをきっかけに始めたメソッド「フェルデンクライス」から学びました。

フェルデンクライスは脳の可塑性を利用した科学的なメソッドです。

動きを通して脳を活性化します。

 

根性論でなく、何か有名な教育書に書かれているからでもなく、ただ脳がどのようにしたら活性化するのか、よりよく学べるのか、それをフェルデンクライスは体験をもとに気づかせてくれます。

 

私の指導の源はそこにあります。

指導とは、その演奏を成しとげるための『新しい選択肢』を提示するものです。

『理想』はおしつけません。

一人ひとりに寄り添い、 その人らしい演奏を尊重します。

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先生募集!

さちピアノ教室はおかげさまで、個人のピアノ教室としては異例のぶるいの多くの生徒さんを持ち、安定した運営を続けています。

 

年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。

 

従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。

 

そこで、指導方針に共感し、一緒に教室の運営に携わってくださるピアノ講師の方を募集します。

 

【条件】

  1. 音楽大学、普通高校の音楽科、もしくは音楽系の専門学校出身者。または子供の教育関連の学校出身者。
  2. 専攻楽器は問いません。(ピアノでなくてもOK)
  3. 講師かなざわさちのブログに一通り目を通して頂き、指導法に共感、興味を持てる方。
  4. 年齢は不問。
  5. 多少のPCスキルのある方。
  6. 稼働日数、稼働時間はお任せします。

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