天才バイオリニストで指揮者だったメニューイン氏はフェルデンクライスの生徒でした。
写真は、メニューイン氏が、フェルデンクライスのATMをやっているところです。
この逆立ちのような動きはフェルデンクライスのトレーニングを受けたことある人ならみんな知っている有名なもので、最近私も復習して生徒にやらせたりしてました。
周囲を見るとわかりますが、オーケストラの演奏の最中のように見えます。
いったいどんな場面でこれをやったんでしょうね(^_^;)
【彼のフェルデンクライスについての文章】
エクササイズはとてもシンプルで精巧にできています。
動きを通していろいろな発見に導きます。
身体の個々のパーツを別々に認識させることによって、心と身体の気づきを発達させていきます。
それにより身体の個々のパーツが刺激しあい、感覚の繊細さが高まります。
【原文】
"The exercises are so simple and so ingenious they lead on to others which one can invent in the same style. It is so clever to develop the body by making the mind and senses aware of each side of the body separately. It increases the subtlety of sensation and starts a competitive cycle as each side stimulates the other." —Yehudi Menuhin
メニューイン氏動画
簡単そうでしょう?
不必要な力がどこにもなく、らく〜に弾いています。
不可能を可能に、可能なことをたやすく、たやすいことを優雅にできるようにするのがフェルデンクライス。
超絶技巧の裏にフェルデンクライスあり!です。
ついでに晩年のメニューイン氏のマスタークラスの動画。
晩年のメニューイン氏のマスタークラスの動画です。
興味深いのが、生徒に対して、
「きつい練習からは豊かな表現は生まれないよ。」
「左側が一塊で動いている。体の左側はいろんなパーツからできてるのに。」
と、超フェルデンクライス的なことをおっしゃっていることです。
メニューイン氏は、晩年までそのテクニックを衰えさせなかったどころか、ますます表現力を増していきました。
フェルデンクライスが基礎にあれば、可能なんです〜。
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ほりぐち (金曜日, 07 9月 2018 13:05)
面白かったです!