ぜひ知っておいてほしいこと

ディスレクシアをご存知ですか?

ディスレクシアとは、知的に問題はないものの読み書きの能力に著しい困難を持つ症状を言います。

ディスレクシアの人の見え方はさまざまです。本人たちに言わせると文字が躍る、動く、かすれるなどと表現します。

 

一例として上の図のように感じられたりし、日本人の15%にこの症状があると言われています。

他人事ではありません。

 

レッスンで、楽譜の読みに問題を抱えている生徒さんがいました。

大変な不器用さもあわせもっていたことから、子どもの発達について学んでいる私は、何かあるだろうなとは思っていました。

 

しかし本人に聞くと、学校では何も困っていることはないとのこと。

じゃあピアノを弾く時『のみ』に困難があるんだろうか・・・

と悩んでいた時期がありました。

 

小学校も中学年に上がろうとするこの時期に、ソファミレドと弾かなくてはいけない楽譜をドレミファソとまじめに弾いたのを見て、

真剣にいくつか質問しました。

 

そうしたところ、

「文字や音符が曲がって見える」

との答えが返ってきました。

 

やはりそうだったのかと、今まで気づくことができなかったことに悔しさをおぼえました。

 

曲がって見えて、読みにくいから一つの文字を読むのが大変な作業なので、国語の音読がひどくゆっくりになってしまったり、

とばしてしまったり、どこを読んでいるかわからなくなったりすることがあるとのこと。

 

本当は困っていたけど、最初からそうだし、そういう自分を変に受け入れている部分と、自分がそれによって、「できない子」と思われるのが嫌で、話すことはなかったようです。

 

親御さんも学校の先生にも言ったことはないそうです。気づいていないだろうと言っていました。

楽譜に関しては、もしかしたら線が折れて見えている可能性もあります。

 

これは、『ディスレクシア』と呼ばれる状態です。

 

例えば、高い言語的処理能力があっても、こういった症状があると物や形の位置が正確に認識しづらく、漢字を正確に覚えられなかったり、数的処理能力などに影響が出て、学習面に特に問題が出てきます。

 

このような問題を解決するために、「学習支援」は必ず必要です。

息子の障がいをきっかけとして始めた、子どもの発達への理解があるからこそ、個別に毎週動きを見ていると気づくことがあります。

 

症状を軽くしていくことはできますので、ぜひ気づいてあげてほしいです。

本人が一番つらいのです。

 

さちピアノ教室



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