講師かなざわの息子なおき(自閉症&知的障がいグレー&吃音&ADHD)の最近の様子です。彼の教育には頑張らないメソッド「フェルデンクライス」を応用しています。
学校の校内計算テストと漢字テストの1回目です。
9割以上取れています。
知的障がいグレーでもここまでできる。
なおきは、同じ学年のお友達の中ではお勉強する時間がもっとも少ないと思います。
支援級在籍で宿題がほとんどないのに加えて、塾や家庭教師もやっていません。
勉強にはほとんど時間は割きたくないと言うのが私(親)の考えです。
なぜなら他にやりたいことがたくさんあるから。
水泳、ピアノ、ビジョントレーニング、ボルダリング、プログラミング、フェルデンクライスなど。
脳が本来の力を発揮することができれば、努力することなく効果を得ることができます。
脳がどのようにしたら活性化するのか、逆にフリーズしてしまうのはどんなことであるかを知っていることが大切です。
それを動きを通して学ぶことができるのが「フェルデンクライスメソッド」。
私はほぼ毎日、なおきにフェルデンクライスの手技をしています。
この手わざには、発達を促し自律神経系を安定させる確かな効果があります。
得意科目になってきた英語。
知的障害のある自閉症であることから日本語も十分とはいかないため英語はどうかな、と思っていましたが無理なくできています。
小学英語とは言え、リスニングがバッチリ出るので満点をとる子は少なく、この時はなおき1人が100点だったそう。
英語は週に1回、25分のオンラインレッスンを受けています。
※動画を大きくしたい場合には右下の四角をタップ。
年末年始も通い詰めたボルダリング。
寝る直前までこの「壁」の写真を眺めているなおき。
スクールに通い、家で話す話題は9割がボルダリングについてです。
将来の夢はボルダリングジムの経営者&講師だそう。
通っているのはこちらのボルダリングジム(鴻巣市吹上町)
※動画を大きくしたい場合には右下の四角をタップ。
2年前くらいに始めていたプログラミング、その頃は、なおき目当ての「マイクラ」でのプログラミング学習は遠方まで通う必要があり遠のいていました。
が、最近オンラインレッスンが可能になったことを知り再開!
めちゃくちゃ楽しそうで、かつ、私は目を離して家事ができるので大助かり笑
日曜に暇している時の飽き薬の一つとなりました。
なおきが受けているのはこちらの個人レッスン(1回45分)です。
※「赤須先生」を指名。
彼にとっての学校のいわゆる勉強は「自己評価を下げない」こと、今はそれだけのためにあります。
効率の良い、脳が喜ぶ勉強法はフェルデンクライスを学ぶと自然とわかってきます。
発達障がいやその他の障がいがある、またはグレーゾーンにいる、という状態において、予想のできない未来を感じ、親御さんが悩んでしまうことがあります。
しかしなおきにもやってきたように、感覚を通じて神経システムに変化を起こすことができれば、その機能を成熟させ、発達を促すことはできます。
機能には限界はありますが、能力には限界はありません。
私が連呼している「フェルデンクライス」は、当教室でもできますが個人レッスンになってしまい、それなりに料金がかさむため、信頼できる仲間によるグループレッスンを紹介しています。
※zoomを使ったオンラインレッスン。(1回40分くらいで2500円〜)
お子さんが習っている場合は特に、レッスンでなぜそのように指導するのか、単に優しく接しているわけではないことが親御さんに理解して頂けるようになり、レッスンの質を高めることにも繋がります。
脳卒中後のリハビリの方でもできるような、簡単で気持ちの良い動きです。
見た目はヨガのようだけれど効果は全く別物。
筋肉や腱に働きかけるのではなく、脳に話しかける(神経システムにアクセスする)動きのメソッド。
教室からも数名の生徒さんや親御さんがフェルデンクライスのレッスンを受けています。
興味があれば下記までお問い合わせください!
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