年末年始に初めてスキーをしましたがかなり滑れるようになりました。
動きの習得は発達にダイレクトに刺激を与えます。
8歳になったばかりの、自閉症で知的障がい、不器用障がいも併せ持つかなざわの息子、年末年始に初めてスキーをしました。
動画の小さい方が息子です。
ただ滑るだけではなく、なめらかな動きで滑ることができています。
スキーができるようになったのは、かなざわにとって非常に感慨深いものでした。
理由は。。。
当時2歳だった息子を雪で遊ばせようと軽井沢に行った時、車から降り立ったその瞬間に、
発狂するかのような号泣。
舌を食いちぎりそうなパニック状態。
声が出なくなるくらい顔を真っ赤にして泣く泣くなく。
まだ自閉のことについて調べていない診断もない時期だったので、なんだろうなんだろうとハテナと、雪で遊ぶためにいろんな準備をしてイトコと来たのに全く任務遂行できないことにイラッとしたりして、かなざわは大混乱状態のまま、10分で雪山をあとにしました。
今考えればいろんなことが推測できますが。
そもそも場所見知り過ぎてどこに行っても泣くので、息子もかなざわも引きこもりでしたが、その後は雪山など怖くて行けず、行くのを再開してみたのはごく最近のこと。
雪山に加えて慣れないスキーウエアを着ることや、ましてやあの硬くて窮屈なスキーシューズを履くなんて予想していませんでしたが、ルンルンでスキー場に向かい、やや吹雪の中、スキーのレッスンを受けることができました。
私にとってはフェルデンクライスの名言の、
『不可能を可能に。』
が頭をよぎった息子のスキー姿でした。
何か診断名がついていてもそうでなくても、お子さんが学ぶことに重要な鍵は共通しています。
- 周りの雑音を消し、学びやすい環境を作ること。(感覚的、身体的な意味です。)
- 社会的なルールにとらわれず、人間の脳が何を欲しているのか、どのように使えばよりよく働くのかを考え、それを教育に溶け込ませること。(最悪なのは精神論です。努力すればできる!とか)
- 子供にとって良いことは何かを考えること(親のためだったり大人の都合だったりすることはないか)
人間は構造(骨格やからだ)には限界がありますが、脳ができることには限界はありません。
不器用障害と診断されるほど不器用だったり、自閉要素が強く、新しいことに不安が強かったりこだわりが強かったり、認知や言語の状態から知的の遅れがあったとしても、それは変化させ続けることができます。
かなざわは、動きこそが脳の可能性を広げる、という確信をフェルデンクライスによって得ました。
フェルデンクライスやジェレミークラウスなどを応用し、息子にほぼ毎日手わざや教育を行ってきました。
2歳半の診断で知的の遅れを指摘されながら、ここまでできるようになっているのは、診断がおかしかったのではないかと言われたりします。
ですが、埼玉の小児医療センターで半日【3時間】使って様々な専門家に診て頂いた結果が間違っていたというのでしょうか。
かなざわは、日々の教育の成果として脳が変化し続けたのだと考えています。
ページを作成中ですが、お子さんの発達が気になる親御さんのために、かなざわが行ってきた手わざや役立つ情報、教育方法をお伝えする『面談セッション』を昨年から始め、良い評価を頂いています。
私たち親が子供に望むことは、他の人と同じようにできるようにすることすなわち『普通になること』ではなく、子供が『希望を持ち、幸せな気持で人生を生きること』です。
親御さんが賢くなることでお子さんはより良くなり続けることができます。
お子さんの脳に良い変化を与えたいと考える、まず一歩を踏み出せる親御さんのお役に立ちたいと思います。
ご興味がありましたら、お問い合わせください。
お問い合わせはこちらからどうぞ。
※面談セッション希望の旨入力してください。
【生徒さん募集&レッスンの空き状況】
レッスンの空き状況を更新しました。
行田教室かなざわの担当する『子供のレッスン』『大人のレッスン』『発達障がいその他の障がいのお子さまのレッスン』は定員になり、募集を終了しました。また空きがありましたら、お知らせいたします。
身体の調律コース及び面談セッション、また松本りかの担当する館林教室については下記の通り募集を継続しています。
以下、2019年1月17日現在の状況です。
- 生徒さんの募集を継続しています。開室より1年経過し、レッスン枠が残りわずかとなっております。お早めにご利用くださいませ。
- 『子供のレッスン』『発達障がいその他の障がいのお子さまのレッスン』:定員いっぱいの状況です。空きがでましたらお知らせします。
- 『大人のレッスン』『身体の調律コース』『面談セッション』:午前中または午後の早い時間帯にいらっしゃることができるようでしたら、お引き受けできます。
【料金はこちら。】
【レッスンのご予約、ご質問等はこちら。】
【一緒に教室運営に携わってくださる講師の方募集】
さちピアノ教室はおかげさまで、個人のピアノ教室としては異例のぶるいの多くの生徒さんを持ち、安定した運営を続けています。
年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。
従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。
そこで、指導方針に共感し、一緒に教室の運営に携わってくださるピアノ講師の方を募集します。
【条件】
- 行田市、鴻巣市、羽生市近辺に居住されている方。
- ご自宅の一室をレッスン室として使用することのできる環境にある方。
- 音楽大学、普通大学の音楽科、もしくは相当する音楽系の学校出身者。
- 専攻楽器は問いません。(ピアノでなくてもOK)
- 講師かなざわさちのブログに一通り目を通して頂き、指導法に共感、興味を持てる方。
- 年齢は不問。
- 多少のPCスキルのある方。(メール、ワード、エクセルの基本機能が使えること)
- 稼働日数、稼働時間はお任せします。
【待遇】
業務委託契約
※詳細は、メールや直接お会いしての面談の中でご説明いたします。
お問い合わせはこちらへお願いします。
コメントをお書きください