SNSでおもしろい記事を見つけました。
魚の世界にもし人間が住むことになったと仮定すると、発達障がいの人たちがどのように感じているかわかる、というもの。
これは発達障がいに限らず、何か苦手なものがある人すべてが、こんな経験をしたことがあると思います。
かなざわに関して言えば、「方向音痴」と「ピアノ演奏」に関してでした。
以下、ぜひお読みください。
私の方向音痴で言えば、「方向音痴なのは努力が足りないだけだ」といつも怒られていました。
現代社会だから何とか生きていますが、私が江戸時代あたりに生まれていたら、使えないもの扱いで生きていくのが相当大変だったでしょう。
ピアノに関しては、「こんなに弾けないならピアノなんかやめて田舎に帰ったほうがいいんじゃない?」「あなたくらいの演奏、幼稚園生でもできる(大学生の私に)」「ここはこのように弾きなさいと何回言ったらわかるの(怒)?」など、上の漫画に当てはまることばかり言われてましたね〜。
発達障がいでなくても、苦手なことがあれば心ないお魚さんたちの言葉のたぐいは受け取ったことがあると思います。
そしてそんな経験があると、自分も少なからず誰かに言っていませんか?
なにか苦手さがある、未熟さがあるのはその人の努力不足ではなく、もともと持っている脳の状態によるものがほとんどです。
不器用だったり、うまく覚えられなかったり、自分より苦手さを持っている人に対してお魚さんたちのような声をかけるのは、不適切であると、はっと気づかされますよね。
できないのに、うまくやる方法も教えられないでただ文句を言われるのは、どれだけつらいことでしょう。
心ない言葉をかけるお魚さんになるのは簡単です。
こんなにシンプルなことなのに、なかなか気づくことができないのです。
絶えず気づいていられる人になれるように、フェルデンクライスを始めとした私の学びは続きます。
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