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脳・身体のこと  ·  2017/09/26

フェルデンクライスについて説明してみる。

フェルデンクライスを説明することはとても難しいのですが・・・。フェルデンクライスを日本に広めた草分け的存在である安井武さんのブログから引用させて頂きました。

 人はだれしも生まれてから多くのものを学んで身につけながら成長します。後天的に学ぶことを広い意味での「学習」といいますが、人間はほかの動物に比べてこの学習能力がずば抜けて高い動物です。生まれながらに身につけている能力を本能といいますが、人間は本能に比べて生まれてから獲得する能力、つまり学習する能力が他の動物に比べて格段に高いのです。人間は言語を使い、各種の道具を使いこなし、複雑な身体表現を身につけ、種々のメディアを使って芸術的表現を生み出し、コンピュータを使って複雑膨大な情報を管理する能力を習得することができます。

 

 しかし、人間は生まれてから成長する過程で、間違った、あるいは不自然な学習をすることからも免れることはできません。つまり成長するにつれて不自然な学習の量も増えてくることになります。私はそれを「癖」と呼ぶことにしていますが、言いかえれば成長することは多くの癖を身につけることでもあります。しかしその癖は大抵の場合、その人が本来もっているはずの能力の実現を妨げる働きをします。癖と個性は異なります。癖を個性だと思ってそれに安住していては自分の能力を十分発揮することはできません。癖から自由になったとき、はじめてその人の個性は輝き、持てる能力を発揮できるようになるのです。

 

 癖から自由になるといっても、どうすればいいのでしょうか? それは自分で自分の癖に気づくことからしか始まりません。日常のちょっとした癖ならば、他人に指摘されればあるいは簡単になくなるかもしれませんが、自分のパーソナリティに深くしみ込んでいる癖となると、指摘されるとかえって傷が深まり、トラウマになることすらあるほど厄介なものです。そういう癖、つまり不自然な行動様式こそがその人の本来もっているはずの能力を損なっているのです。

 

 本来の自分を見失い、狭い世界に自らの可能性を閉じこめていることに気づくために、古来さまざまな方法が行われてきました。宗教的なものから始まって、科学的・心理学的なものまで、数え切れないほどたくさんあります。それらの中から、とても広いとは言えない私自身の体験を通して有効性を実感した方法、それがモーシェ・フェルデンクライスのメソッドなのです。

tagPlaceholderカテゴリ: ブログ, 身体とこころ

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