冬休みが明けてようやく謹賀新年

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

上の画像はかなざわの息子11歳(自閉症&知的障がい)が描いたもの。

小学校で凧揚げ始業式というのがあり、自分の描いた凧をあげるんです。

 

絵に関連して年末に息子と、仕事についてこんなことを話しました。

「仕事は、好きなことというよりは、ずっとやっていても疲れないことがいいと思うよ。疲れないことはある?」

と聞くと

「絵はいくら描いても疲れない」

と言いました。

 

確かに、息子は家に帰ってきてからは鉄道のおもちゃで遊んだり作ったりする他は、ほとんど絵を描いています。

それならばデジタルで絵を描けるようになれば、少額でもすぐに稼げる可能性があるなと考えた私。

早速デジタルで絵を描く教室のオンラインレッスンを受けさせたところ「やりたい!」とのことでした。

 

その教室では、「仕事につなげる」を大切にしていて、実際にLINEスタンプを作って売ってみたり、お菓子のパッケージをデザインして企業にアプローチしてみたりするのだそうです。

すごく面白そう。

 

自閉症であるということは、定型的な人と脳が少し違うということです。

息子の絵を見ていると、うまいのではなく何か味があるんですよね。

 

一応漫画家でイラストの仕事をしているプロの姉が言うには、線と構図に才能があるそうです。

人と少し違った絵が描けるというのはそれだけで大きな力になると思います。

 

冬休みは、スキーとボルダリング、プールで過ごしました。

スキーは2回、ボルダリングは3回いきました。

 

ボルダリングは私も一緒にやっていますが、ピアノと体の使い方が同じなんです!

指先はしっかりと石をつかむけれど、腕の筋肉はほとんど使わない、他の石を掴もうとする時は「足」で石をしっかり踏み、体全部を使って指先で石を掴みにいくのだそうです。

 

力を減らし、省エネで登らないと疲れてすぐに登れなくなる、とボルダリングジムのお兄さんが話していました。

この前行ってきたボルダリングジムで、息子が登る様子です。

半年前までは、ただ使いやすい石を掴んで登るだけでしたが、ルールに従って決められた石だけを使い登れるようになっています。

 

ここのボルダリングジムは傾斜もついていて、140度まであります。

動画で登っているのは110度ですが、140度の傾斜のものも登れるようになってきました。

 

猿が木から木に乗り移る様子を思い浮かべても、ぶら下がっている猿はいるけど腕の力を一生懸命使ってる猿なんていないですよね笑

 

赤ちゃんが立って歩く前に様々な動きの基礎を獲得しますが、その中に「掴む」ということが非常に大切な要素として入ってきます。

掴むことは発達に大きな影響を及ぼします。

 

握力が弱すぎて鉄棒にぶら下がることもできなかった息子の小学2年の時を思い出します。

掴むことが苦手な発達障害のお子さんは多いですが、適切な支援があればできるようになります。

息子はフェルデンクライスメソッドのハンズオンで発達を促したことが大きいです。

興味のある方はお問い合わせください。

お問い合わせ

 

冬休みは息子や甥に翻弄されて仕事などできる状況ではありませんでしたが、ようやく普通の生活が戻ってきました。

また生徒さんのレッスン風景など精力的に書いていきます。

今年もよろしくお願いします!


おすすめ動画

私が大学の時に上映の映画で使われた曲です。

ヴィヴァルディ作曲。「まことの安らぎはこの世にはなく」

まず、題名がいい。。。

ソプラノよりももっと高い音域の歌です。

天に昇るような気持ちになって毎日聴いていたのを覚えています。

映画はピアニストの生涯を描いたもので、これもまた素晴らしいです。

機会があればぜひご覧ください。

指導にあたって

当時、講師かなざわの1歳の息子がピアノで楽しそうに遊ぶ姿に感激しました。これは、その当時のかなざわにとってピアノは『楽しい』ものではなくなっていたからです。

 

人は本来、ピアノが楽しくないとか苦手だとは思いません。しかし、ピアノが苦手で楽しくないと感じ、結局は諦めてしまう人は多いのが現実です。それを変えたいという思いが、ピアノ教室を立ち上げる原点となりました。

 

お子様にピアノを習わせたい親御さんや、自分自身がピアノを学びたいと思っている大人の方々は、レッスンに何を期待されていますか?

私がピアノを習っていた当時は「上手い」ことが全てでした。

それは音大に入っても変わりませんでした。

 

しかし社会に出て「上手い」人に価値があるというわけではない、ということがわかりました。

それはとてもショッキングなことでした。

そこにたどり着けば上手くいくものだと思って努力していたからです。

これは勉強,就職に対する考え方と同じだと思います。

 

『上手い』演奏は目指しません。

ピアノレッスンそして練習というプロセスを通して『質の良い学び方』を学びます。

「結果」は、『学んだ』後に勝手についてきます。

練習、学びの質が良ければ自然と「上手い」演奏になるかもしれません。

 

 私が準備できるのは、まずは何度でも間違えられる、どのような弾き方でも批判を受けない、つまり「安全だ」と感じる環境を作り生徒さんが本来の力を出せるようお手伝いをすることです。

音楽は非常に歴史が深く人間の叡智が宿っています。

それを演奏する楽しさというのは格別です。

しかし、やり方を誤ると体を傷つけます。

 

私自身が、小学校高学年の頃から体の痛みに苦しめられることになりました。

30代を過ぎてからは治療法の確立されていないフォーカルジストニアという脳神経の難病を発症しています。

痛みや病気の発生はその取り組み方にありました。

 

努力や根性、厳しい訓練がもたらす弊害を、ジストニアをきっかけに始めたメソッド「フェルデンクライス」から学びました。

フェルデンクライスは脳の可塑性を利用した科学的なメソッドです。

動きを通して脳を活性化します。

 

根性論でなく、何か有名な教育書に書かれているからでもなく、ただ脳がどのようにしたら活性化するのか、よりよく学べるのか、それをフェルデンクライスは体験をもとに気づかせてくれます。

 

私の指導の源はそこにあります。

指導とは、その演奏を成しとげるための『新しい選択肢』を提示するものです。

『理想』はおしつけません。

一人ひとりに寄り添い、 その人らしい演奏を尊重します。

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年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。

 

従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。

 

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