自閉症&知的障がいでもテスト満点!

自閉症&知的障がいの10歳息子、好きなことをやり尽くす生活です。

今年の4月にIQの判定を病院でしてもらった息子(自閉症10歳)、知能指数を見た小児神経科のお医者さんは

「学校の勉強はほとんどできないと思ってください。」

とおっしゃっていました。

 

私は学校の勉強などどうでも良いと思っているタイプですが、ほとんどできないっていうのは90点くらいのことでしょうか。。。

 

息子の学校から帰ってきてからの勉強は

「5分」

です。

 

プリントを1枚だけやるという約束になっていますが、当然のごとくやったりやらなかったり。

 

他は、

■「療育」という社会スキルを学ぶ教室で月2回、勉強をみていただく

■週1回、20分の英会話のオンラインレッスン

勉強に関しては以上2つです。

 

英語をやらせている理由として、この世の中がコミュニケーションで成り立っているから、というのがあります。

 

コミュニケーションをとれる可能性のある相手は多い方が良いです。

だからまずは英語は話せた方が良いと思っています。

 

また何かネットで探し物をしようとするとき、マニアックなものだと大体英語で書いてあります。

息子の好きなものはマニアックすぎるため、検索してみると全文が英文で書かれているなんてことも多いのです。

なのでオンラインレッスンでやってもらっているのは点を取るためのものではなく、リスニングと発音重視の英会話と作文です。

20分だけどね笑

 

勉強時間は、すごく少ないです。

それはなぜか?嫌がるから!

 

少しやらせているのは、自己評価を下げたくないからです。

学校の勉強ができることと生きていくことはほとんど関係ないのに、点数が悪いことで自己イメージが下がったら最悪なので。

 

親としての目線では、「劇的に脳が発達している大切な時期に、学校の勉強なんかやっていたらもったいない!」というのがあります。

 

とにかく遊ぶ経験がもっともっと必要です。ゲームや動画以外で。

※ゲームや動画の否定はしません。脳に良い面もあります。

しかし同時に体(脳も含む)を確実に蝕む諸刃の剣なので、ほどほどにする工夫は必要です。

 

お医者さんが「ほとんどできない」発言をされたのは、みてきた子供たちがそうだったからだと思います。

確かに今までの教育法ではほぼ無理だったでしょう。

 

脳や神経システムがどのような場合に活性化するのか、逆にフリーズしてしまうのか。

そして動きと発達の関係。

 

私は、自身のフォーカルジストニアという神経系の指の病気が、フェルデンクライスメソッドの簡単な動きによって症状が和らいだり、今までできないと思っていたことができるようになる経験をたくさんしました。

 

そんな驚きの発見は、このメソッドを始めてから8年くらいの間継続してあります。

 

そしてこれからもずっと、自分の可能性を発見し続けるのだと思います。

 

脳神経には可塑性(変化する性質)があります。

発達障がいの困難さは脳神経からきているものです。

つまり変化しうるのです。

 

努力や頑張り、我慢とは真逆の方向に変化があります。

それを自らの経験を通して感じさせてくれるのがフェルデンクライスメソッド。

 

私は息子にほぼ毎日このメソッドの手わざをやり、教育に考え方を反映させています。

 

すご〜く面白いフェルデンクライス!興味がある方はお問合せください。


毎朝みそ汁を作るなおき

ここ1ヶ月くらい味噌汁を作ることが日課になっています。

最近は、朝起きて1キロくらい走ってきた後に味噌汁を作ります。

朝からしっかりエネルギーが出せる、これが子供の本来の姿だと思います。


字の書き方は目の動きと関連する

上の画像は英会話の作文の宿題です。

目の動きと字の書き方に関連があることは随分前からわかっていますが、いまだに字がうまく書けないことは本人の努力不足と言われたり、拷問のように書き直しをさせるような教育があります。

 

例えマス目がなくても、そこにほぼ収まるように書くことができるのは、目の機能がある程度成熟しているからです。

書くために注意を払う必要があったり、マス目に入らなかったりする場合は視覚機能に未発達の部分があります。

 

息子は、最初はマス目がまるでないかのように書く子供でした。

フェルデンクライスを学んで目の動きの重要性はわかっていたため、すぐに「ビジョントレーニング」を受け始めました。

現在もレッスンに行っています。

 

綺麗に書くというような指導は一切行っていませんが、上の画像のようにマス目がなくても整頓されたような字を書くことができるようになっています。

 

もう一歩いくと、目と脳の前頭葉という部分は非常に密接な関係性があります。

前頭葉は自分自身をコントロールする部位であり、安定感も司っています。

目のトレーニングは精神的な落ち着きも養います。

指導にあたって

当時、講師かなざわの1歳の息子がピアノで楽しそうに遊ぶ姿に感激しました。これは、その当時のかなざわにとってピアノは『楽しい』ものではなくなっていたからです。

 

人は本来、ピアノが楽しくないとか苦手だとは思いません。しかし、ピアノが苦手で楽しくないと感じ、結局は諦めてしまう人は多いのが現実です。それを変えたいという思いが、ピアノ教室を立ち上げる原点となりました。

 

お子様にピアノを習わせたい親御さんや、自分自身がピアノを学びたいと思っている大人の方々は、レッスンに何を期待されていますか?

私がピアノを習っていた当時は「上手い」ことが全てでした。

それは音大に入っても変わりませんでした。

 

しかし社会に出て「上手い」人に価値があるというわけではない、ということがわかりました。

それはとてもショッキングなことでした。

そこにたどり着けば上手くいくものだと思って努力していたからです。

これは勉強,就職に対する考え方と同じだと思います。

 

『上手い』演奏は目指しません。

ピアノレッスンそして練習というプロセスを通して『質の良い学び方』を学びます。

「結果」は、『学んだ』後に勝手についてきます。

練習、学びの質が良ければ自然と「上手い」演奏になるかもしれません。

 

 私が準備できるのは、まずは何度でも間違えられる、どのような弾き方でも批判を受けない、つまり「安全だ」と感じる環境を作り生徒さんが本来の力を出せるようお手伝いをすることです。

音楽は非常に歴史が深く人間の叡智が宿っています。

それを演奏する楽しさというのは格別です。

しかし、やり方を誤ると体を傷つけます。

 

私自身が、小学校高学年の頃から体の痛みに苦しめられることになりました。

30代を過ぎてからは治療法の確立されていないフォーカルジストニアという脳神経の難病を発症しています。

痛みや病気の発生はその取り組み方にありました。

 

努力や根性、厳しい訓練がもたらす弊害を、ジストニアをきっかけに始めたメソッド「フェルデンクライス」から学びました。

フェルデンクライスは脳の可塑性を利用した科学的なメソッドです。

動きを通して脳を活性化します。

 

根性論でなく、何か有名な教育書に書かれているからでもなく、ただ脳がどのようにしたら活性化するのか、よりよく学べるのか、それをフェルデンクライスは体験をもとに気づかせてくれます。

 

私の指導の源はそこにあります。

指導とは、その演奏を成しとげるための『新しい選択肢』を提示するものです。

『理想』はおしつけません。

一人ひとりに寄り添い、 その人らしい演奏を尊重します。

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さちピアノ教室はおかげさまで、個人のピアノ教室としては異例のぶるいの多くの生徒さんを持ち、安定した運営を続けています。

 

年度替わりの際に、進学等により多少の空きが出ることがありますが、ほぼ定員いっぱいで、生徒さんを増やすことがなかなかできない状況です。

 

従来の精神論に頼らない科学的な根拠に基づいた指導法をもっと広げ、本質的な意味で生徒さんの人生の質をあげることに貢献していきたいと考えています。

 

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  1. 音楽大学、普通高校の音楽科、もしくは音楽系の専門学校出身者。または子供の教育関連の学校出身者。
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