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新コース開講!!【3歳から5歳のお子さんのためのリトミックコース】

2019年10月より開講!

リトミックコースの詳細はこちらからどうぞ。

生徒さん募集のため、2019年7月よりリトミック体験会をスタートします。

対象年齢のお子さんは、3歳から5歳くらいまで。

グループレッスンのため、月謝5000円と気負うことのない料金ではじめることができます。

リトミック体験会の費用は2000円です。

定員10名までです。お早めにお申し込みください!

こんな方におすすめです。

  • お子さんに将来的には楽器を習わせたい
  • 音楽を楽しめる素養を作ってあげたい
  • お子さんの音楽への興味の程度をたしかめたい
  • お子さんにとにかく何か良い経験を与えてあげたい 

長らくの間、個人レッスンのみを通して生徒さんと接してきた講師かなざわにはいつもこんな想いがありました。

 

【3歳から5歳くらいまでのお子さんは、音楽を学ぶことのできる発達段階にはいるものの、自分の興味のあること好きなことを充分にする必要のある年齢であり、親御さんや先生の意図することを行動に移すのにはまだ難しい。】

 

個人レッスンでそうしたお子さんを預かる場合、親御さんには

「お子さんが先生の言うことをきかないで好きなことをやっている」

というように、ただ遊んでいるようにもみえるレッスンになることが多く、それを価値のあるものとして捉えていただけるかどうか、忍耐力が試されるものとなっていました。

 

そういうお子さんのランダムな点を理解し、辛抱強く通われた生徒さんは、レッスンで得た様々な体験を通して、質の良い自己イメージと健やかな成長を、目で確認できるまでになっていますが、残念ながら、「先生の言うことをきけないのではレッスンをする価値がない」と思われて、レッスンから離れていってしまう親御さんもいらっしゃいました。

 

個人レッスンという特殊な環境下においては、『お子さんと先生の関係』というところでしか価値を判断できないので、そのように感じてしまうのもまた理解できます。

 

お子さんが先生の意図に従わない様子をご覧になり「これは合っていないのかな。」

などと親御さんが強迫観念的な考えにならず、お子さんが楽しんで学んでいる様子をみて、一緒に成長していただけるようなプログラムが作れないかなとずっと考えていました。

 

頭の中には、同じ年代のお子さんと交流しながらカラダと音楽のつながりを深める「リトミック」のグループレッスンができないかな、という想いが数年に渡ってありました。

 

そんな中、リトミック研究センターにて認定資格のある当教室の松本りか先生が、ようやくみなさんにレッスンを提供できる準備が整いました。

 

館林近隣の地域にお住まいの方は、リトミックを体験するチャンスです!

ぜひご利用ください!

 

リトミックコースの詳細はこちらからどうぞ。 

【リトミックの歴史】

リトミックの始まり

リトミック(仏:Rythmique/英:Eurhythmics)は、20世紀初頭に、スイス・ジュネーブの作曲家で音楽教育家でもあったエミール・ジャック=ダルクローズ博士(Emile Jaques-Dalcroze 1865-1950)によって創案された音楽教育法で、児童心理学・生理学の観点から、大切な幼児期の人格形成教育として知られています。

 

エミール・ジャック=ダルクローズ博士は当初作曲家、演奏家として活躍し、教育者としての活動は、1892年にジュネーブ音楽院に和声学の教授として着任したときから本格的に始めました。当時、音楽院には将来の演奏家、作曲家など音楽の専門家となることを目指す若者が学んでいましたが、ジャック=ダルクローズは授業における彼らの活動を観察することによって、彼らが技術的には高い水準にあるものの、音楽家として最も重要な音を聴き取り、感じ取る能力は不十分であることに気づきました。そこで、音を聴きとって歌う練習、さらには歌う際に手を動かす練習などを考案して学生たちの音楽を感じ取る能力、音楽について考える能力を伸ばすための教育システムづくりに着手したのです。これがリトミックの始まりです。

 

世界での発展と日本への広がり

しかし、リトミックが確立されてゆくにつれて、ジャック=ダルクローズは、リトミックが音楽的能力だけでなく、注意力、集中力、思考力、社会性、協調性など、人間が生きていくなかで必要な諸能力も養うことができること、そして、大人よりも子どもの方が早く身につくことに気づき、本格的に子どもたちへの指導が行われるようになります。このことはジャック=ダルクローズと親交があり、ヨーロッパの新教育運動で大きな役割を果たしたE.クラパレード(ジュネーブ大学教授・心理学者)の影響が少なくないことは想像に難くありません。

 

こうして、音楽の基礎教育から人間性を高める教育へと発展していったリトミックは多くの共感を呼び、イギリス、ドイツ、スイス、フランス、アメリカなど世界の国々に広まっていきます。

 

日本でもその歴史は長く、明治時代から多くの教育家や音楽家、演劇人、舞踏家などがヨーロッパで学び、それぞれの分野で取り入れていました。そして戦後間もなくニューヨークで学んだ板野平(いたの やすし・1928~2009年)が、国立音楽大学の専門課程において教鞭をとったことにより、日本でも本格的なリトミック教育が広まっていきます。現在では、音楽教室・幼児教室をはじめ、保育園・こども園・幼稚園や公共機関等の他、子どもの健全な育成に取り組む様々な分野で行われつつあり、『音楽の基礎能力を高めるだけでなく、個性・協調性・社会性・積極性等を育む人格形成教育』として、多くの人に知られるようになりました。

 

人間教育としてのさらなる発展を目指してリトミックは、音を聴き取る力やリズム感などの音楽的能力や表現力を養うだけでなく、想像力や創造性、注意力、集中力、思考力なども引き出そうとするものです。従来の教育の目的が「知識や技術の習得」であったのに対して、そこに到達し、発展させていくために必要で、子どもたちが持っている「潜在的な能力を育む」ことに重きを置いており、この音楽の基礎能力を高めるだけにとどまらない「総合的な人間教育」としてのあり方が多くの共感を呼び、欧米各国に広まり、音楽教育、幼児教育のほか、芸術、舞踏や演劇、体操などの分野にも影響し、発展していきました。

 

その学習法はダンスや遊戯のように、あらかじめ決められた動きを記憶して繰り返すのではなく、指導者の演奏する音楽を聴いて、それに反応して動きを判断し、身体運動・表現(行動)します。つまり、《感じ取り→考え→行動する》という、人間にとって非常に大切な行動パターンのトレーニングを行うことになります。また、音楽に対して即座に反応すること「即時反応(quick reaction)」を重視するので、集中力や反射性を養い、感じ取ったことを即座に表現することで、心と身体のバランスをとることを目指しています。

 

「音楽を手段として、個々の知的能力と肉体的能力の調和をはかる」(エミール・ジャック=ダルクローズ)