懇意にさせて頂いている自閉症で知的障がいのある高校生、吉岡駿さんの演奏動画です
3分10秒あたりからの、ベートーベンソナタ第7番第一楽章が素晴らしいので、ぜひ聴いてみてください。
私がかかっている音楽家の難病「ジストニア」の関係で知り合うことができた吉岡駿さん(高校2年生)。3歳のときに知的障がいを併存する自閉症と診断されました。
空間認識能力に難しさがあり、椅子の調整ですらとても大変です。
中学生のときの演奏からみていますが、どんどん上手になっています。脳はどんな人でも、どんな状態でも発達し続けることができます。
ですから、これから駿さんも、ますますうまくなり続けるでしょう。
彼の通っている療育の先生に、自閉症5歳の息子もお世話になっています。
来年の3月18日には、埼玉県障害者交流センターから依頼があり、演奏会を行うことになっています。
1月にリサイタル、3月には演奏会と当面忙しい駿さん、それに向けて練習練習だそうです。
来年は特別支援学校高等部の最終学年になり、就業のことも決める時期が来ました。
「働くピアニストを目指します。(笑)」
とお父様がおっしゃっています。
陰ながら応援し続けます。